
注文住宅施工例一覧
高知県香美市 T様邸 門新築工事
お客様のご要望
「出来る限り元の門と同じような形で仕上げてほしい」というのがお客様のご要望でした。丈夫に仕上げてほしいとも言われてました。
受注のキッカケ
蔵の葺き替え工事が終わった時に、門を立て直すか修理するかを相談されて、見積もりをした結果建て直しでご契約いただきました。
施工のポイント
工事完了後に、手垢による汚れが残らない様に、常に手を洗いながら工事を行いました。仕口が全て見出し状態なので、細工には特に気遣いしながらの作業となりました。
お客様の喜びの声
材も良し、技術も良しと大変喜んでいただきました。全工事が終わったら貸衣装屋で侍の衣装を借りて門の前で写真を写すと言われていましたよ。
施工例写真
蔵・門・塀全てが手付かずのままの状態の時の写真です。当社が工事に着手する直前の一枚です。
蔵の屋根瓦の葺き替えが終わって、門の解体作業を行っている様子です。
木材屋さんの倉庫の中を隅から隅まで探させていただいたお蔭で、良質の天然乾燥材が沢山見つかりました。
年数が経っていたので心配していましたが、製材機で曳き直してもらったらご覧の様な素晴らしい材に仕上がりました。
天然杉の乾燥材です。木目が美しいです。幅も予定より広かったので赤味の部分だけで施工する事が出来ました。
15センチの厚さのコンクリート基礎の上に、柱を建てる為の御影石を据え付けていいる様子です。ホゾ穴を開けてもらうのに結構費用がかかりました。
材もさる事ながら細工もバッチリです。工事完了から一年経ちましたが、現在も全く隙間もなく仕上がった時と同じ状態です。色は時と共にいい感じにやけてきました。
加工した木材を組み立てている様子です。慌ててもダメなので少しずつ組み立てていきます。
垂木を固定している様子です。何もかもが見出しなので気を遣いながらの地道な作業が続きます。
白木って綺麗ですよね。この後、杉の板を打つ為の作業へと取り掛かっていきます。
縦板にするか?碁盤状にするか施主様とジックリ話し合った結果碁盤状に仕上げる事になりました。気長な作業が連日続きます。
板は並べてあるだけで釘は打っていません。なぜなら・・・木材の収縮によって釘を打った所から割れる可能性があるからです。右の屋根は押え材で板を押えた状態です。
見出しの杉板の施工が終わって、茅負と広小舞を取り付けた時の一枚です。
大分仕上がってきた感がありますがまだまだです。寝っころがって真下から移した一枚です。
杉の見出し板を押える材を縦横に固定していきます。この上に桧の野地板を
貼っていきます。
桧の12㎜野地板を貼った状態の写真です。上から見たら普通の屋根ですね。
淡路のいぶし防災瓦で施工している様子です。2段目に「菱のし」というのし瓦を使用してみました。
建具の材を探すのにも結構難儀しましたが、建具屋さんにも協力してもらって無事仕上がりました。釣り込み作業に3人で一日かかりました。
物件スペック
家族構成 | 大人4人 |
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敷地面積(坪単位) | 300 |
延床面積(坪単位) | 2 |
地域名 | 高知県香美市香北町 |
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工法 | 在来木造軸組(木造在来) |
竣工年月 | 2010年11月 |
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高知県高知市、工務店の営業主任。日々の出来事や現場の様子をゆるりと発信します。 - まごかいしん君の修行記
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